NIMS-OS

NIMS-OS (NIMS Orchestration System)は,人の介入を一切なしに自律自動材料探索のクローズドループを容易に形成することを目的とした汎用的オープンソースソフトウェアです.Python言語で実装されており,主に3種類のプログラムが逐次的に読み出されることで自律自動実験が実行されるようになっています.それぞれ,次に実験すべき材料候補を提案する材料探索AIプログラム,ロボット実験に対するインプットファイルを作成しロボット実験をスタートさせるプログラム,実験結果を解析し材料候補データベースファイルをアップデートするプログラムです.現在,材料探索AIとしては,ベイズ最適化手法(PHYSBO),無目的探索手法(BLOX),相図用アクティブラーニング手法(PDC)が標準で実装されています.また,誰でも容易に自律自動実験が行えるようにGUI版も開発,公開しています.

基本情報

公式サイト https://nimsos-dev.github.io/nimsos/docs/jp/index.html
公開度 ★★★
マニュアルページ https://nimsos-dev.github.io/nimsos/docs/jp/index.html
ダウンロードページ https://github.com/nimsos-dev/nimsos
ライセンス

MITライセンス

開発者

田村 亮(物質・材料研究機構,東京大学) 松田 翔一(物質・材料研究機構) 津田 宏治(東京大学,物質・材料研究機構)