cclib

cclibは、量子化学コードの出力ファイルをパースして解釈するためのオープンソースPythonライブラリである。ログファイルから座標、軌道、振動モード、TD‑DFTなどの結果を抽出し、一貫したインターフェースで扱えるようにすることを目的とする。また、他のオープンソース化学ツールや可視化ツールとの相互運用も支援する。

基本情報

公式サイト https://github.com/cclib/cclib
公開度 ★★★
ライセンス

BSD 3‑Clause License

開発者

Noel O’Boyle、Adam Tenderholt、Karol M. Langnerにより開始され、その後もコミュニティによる継続的な貢献が行われている。

関連論文
  1. N. M. O’Boyle, A. L. Tenderholt, K. M. Langner. J. Comput. Chem. 29(5), 839–845 (2008).
  2. E. Berquist et al. “cclib 2.0: An updated architecture for interoperable computational chemistry.” J. Chem. Phys. 161, 042501 (2024).
その他

cclibは、多様な量子化学プログラムの出力パースを標準化し、下流の解析ワークフローにおける定型処理を減らす。ログファイル由来のデータを再利用可能かつプログラム非依存にすることで、解析アルゴリズム、可視化、MLパイプラインなどを一度作れば複数ソフトウェアに横展開できるのが特徴である。